2025年3月期 第1四半期決算ダイジェスト

本日発表しました2025年3月期第1四半期決算のダイジェストを
私、山下より以下5点にてご説明します。

なお、詳細につきましては「2025年3月期 第1四半期決算説明資料」をご覧ください。

1.2025年3月期 第1四半期 決算ハイライト

はじめに、ハイライトについてです。

連結業績は、通期計画通りに進捗しました。

事業トピックスとしては以下となります。
コア事業:投資事業において、今期目標約30社に対して、第1四半期時点で11社に投資実行しました。
     人材マッチング事業では、売上高が前年同四半期比で+53%の成長となりました。
収益期待事業:フォッグにて将来的なIPOを目指し、約3億円の資金調達を予定しています。

また、株主還元の拡充として、ウィルズが提供する「プレミアム優待俱楽部」を導入します。

2.2025年3月期 第1四半期 業績/通期業績予想進捗

2025年3月期第1四半期の業績は、
売上高4,711百万円(前年同四半期比△35%)
営業利益2,922百万円(前年同四半期比△45%)
となりました。

全社としては通期計画通りに進捗しています。
投資事業において有価証券の売却を当四半期に集約したため、
営業利益以下の進捗率が100%を超過していますが、
第2四半期以降、人材マッチング事業の営業損失を見込むため通期業績予想は据え置きとしています。

3.配当予想について

配当方針「DOE4%または連結配当性向50%のいずれか大きい金額」を基準とした普通配当は1株当たり23円です。
加えて1株当たり25円の特別配当を合わせた合計の1株当たり配当金は48円の予想です。

4.株主優待制度の新設について

2024年9月よりウィルズが提供する
ポイント制の株主優待サービス「プレミアム優待俱楽部」を新たに導入いたします。
これにより、2024年7月末時点の配当利回り5.85%に優待利回りを加えた総合利回りは、最大7.38%となります。

詳細は適時開示「株主優待制度の新設に関するお知らせ」をご参照ください。

5.2025年3月期 第1四半期 セグメント別業績/トピックス

投資事業
投資事業では通期計画通りに有価証券の売却を実行しました。
事業特性上、売却時期などにより四半期ごとの業績変動が大きくなります。

今期は、約30社・約15億円の投資実行を計画しており、
第1四半期では11社・約3億円を投資実行しました。

投資実績としては、第1四半期末時点で未上場株式を102社保有しており、
時価評価額は総額74億円となっています。

投資事業の今期方針です。
当社投資事業の独自性として、自己資金のみで投資を行うことで、
フレキシブルかつ成長に時間を要する事業領域への投資が可能であることから、
「テック投資」と「善進投資」の2つのカテゴリーで投資件数、投資金額を拡大し、
再現性を持った利益創出を目指します。

教育事業
テックアカデミーの受講者数が減少したため、前年同四半期比で減収・営業損失拡大となりました。
運営体制の効率化により収益性を改善し、通期では黒字化を計画しています。

教育事業では今期、
LINEヤフーテックアカデミー、生成AI領域に注力するとともに、
収益性を改善し、黒字化を目指すことを方針としています。

当四半期では生成AIの取り組み事例として、地方自治体へのAI人材の育成支援や、
企業へのAI研修プログラムの提供などを実施しました。

今後も生成AIに関する取り組みを拡大してまいります。

人材マッチング事業
中期的な成長に向け、今期はトップラインの拡大に注力しています。
売上高は、ONX㈱の連結開始および㈱リベイスの拡大により、前年同四半期比で増収しました。
営業利益は、トップラインの拡大の影響に加えて、前期にのれんの減損を実施したため、
前年同四半期比で営業損失縮小となりました。

人材マッチング事業の今期方針です。
求職者獲得の難易度が上昇する中、当社人材マッチング事業では、
多様な就労機会の提供により、転職潜在層を含む独自の求職者グループの構築が可能です。
今期は、この独自の求職者グループを拡大しながら、
成長企業に対してニーズに沿った人材を適切な契約形態で紹介することで、マネタイズを強化いたします。

アドテク・コンテンツ事業
収益期待事業として、セグメント全体を通じて、継続した利益を創出しています。
通期では増収増益を計画しています。

創業以来、継続的に売上高成長しているフォッグにおいて、
将来的なIPOを目指し、2024年9月末までに約3億円の資金調達を実施予定です。
調達資金は人員強化等の事業投資に活用します。

以上、2025年3月期第1四半期決算ダイジェストについてご説明しました。

引き続きパーパス「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」にもとづき
コア事業の成長と企業価値向上に努めるとともに、
社会をより善い方向へ進めることに貢献してまいります。

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