2025年3月期 第2四半期決算ダイジェスト

本日発表しました2025年3月期上期 決算のダイジェストを
私、山下より以下4点にてご説明します。

なお、詳細につきましては「2025年3月期 上期(累計)決算説明資料」をご覧ください。

1.2025年3月期 上期決算ハイライト

はじめに、決算ハイライトです。連結業績については、通期計画通りに進捗いたしました。
コア事業では、投資事業で順調に投資実行が拡大。
教育事業で領域拡大のため㈱ベストコを買収、既存領域強化のため、キラメックス㈱・㈱ブリューアスの経営統合を実行。
人材マッチング事業は事業拡大により、トップラインが拡大しました。
その他、フォッグ㈱が約3億円の資金調達を完了。株主優待「プレミアム優待俱楽部」が開始しました。

2.2025年3月期 上期(累計) 業績/通期業績予想進捗

2025年3月期上期(累計)の業績は、
売上高6,326百万円(前年同期比△31%)
営業利益2,572百万円(前年同四半期比△52%)
となりました。

通期計画通りに進捗しており、現時点で業績予想は据え置きとしています。

3.中間配当

特別配当と合わせた中間配当は予想通り、1株当たり24円に決定いたしました。

4.2025年3月期 第2四半期 セグメント別業績/トピックス

■投資事業
投資事業では通期計画通りに有価証券の売却を実行しました。
事業特性上、売却時期などにより四半期ごとの業績変動が大きくなります。

今期は、約30社、約15億円の投資実行を計画している中、上期累計で27社、約7億円を投資実行し、
順調に進捗しており、今後も積極的に投資規模を拡大します。

なお、投資実績としては、第2四半期末時点で未上場株式を117社保有しており、
時価評価額は総額78億円となっています。

■教育事業
テックアカデミーの受講者数が減少したことで、前年同期比で減収・営業損失拡大となりました。
既存のプログラミング領域の強化、および領域拡大により下期は再成長を見込んでいます。

教育事業は「"テクノロジー×人"による学習効果最大化ノウハウ」をコア・コンピタンスとして
プログラミング領域で事業展開しており、これまで個人に向けてオンラインプログラミングスクール
「テックアカデミー」、企業に対して「IT研修事業」の提供を行ってまいりました。

今後の成長戦略として以下2点を実行いたします。

①既存プログラミング領域の強化として、キラメックス㈱と㈱ブリューアスの経営統合により、
 B to Bの強化。

②コア・コンピタンスを既存のプログラミング領域以外にも展開し、領域拡大を図るため、
 創業以来13期連続で増収している㈱ベストコを買収し、個別指導塾領域に新規参入。

また、本件のようにコア・コンピタンスを基に、成長が見込める他領域への事業展開についても
将来的に検討してまいります。

①既存プログラミング領域の強化
ともに連結子会社であるキラメックス㈱、㈱ブリューアスを経営統合することでB to Bの強化を行います。
IT研修からシステム開発まで一気通貫で企業のデジタル化支援を行います。

㈱ブリューアスの技術力をキラメックス㈱のIT研修に活用し、より顧客の実務に活かせるIT研修の提供が
可能となることで、顧客自身がデジタル化の課題を発見し、必要な開発案件が抽出され、
デジタル開発案件が顕在化します。
結果として、㈱ブリューアスの開発機会が増加し、最新技術の活用に伴い技術力が向上することで、
更なるIT研修のアップデートにつなげていきます。

②新規領域への拡大 ㈱ベストコの買収
㈱ベストコは、個別指導塾「ベスト個別」の運営など個別指導学習塾事業を展開しています。
東北エリアを中心に現在111教室まで教室数を拡大しており、創業以来13期連続で増収を実現しています。

㈱ベストコの競争優位性は以下の通りです。
・独自のデジタル教材・学習アプリの活用による運営効率化、および郊外中心の教室展開によるローコスト運営を実現し、競合他社と比較して低価格なサービス提供が可能
・教わるだけではなく、生徒自らが考える学習機会の提供による学習効果最大化
・デジタルネイティブ世代にあわせた短尺動画を学習に用いるなど、テクノロジーの活用による学習に対するモチベーションの継続

今後の成長方針として、これまで教育事業で培ったノウハウやリソースを基に、 
テクノロジー活用のさらなる強化、および教室数の拡大を加速させてまいります。

■人材マッチング事業
人材マッチング事業では、中期的な成長に向け、今期はトップラインの拡大に注力しています。
売上高は、人事/デザイナー特化型マッチングサービスの事業拡大により、前年同期比で増収しました。
営業利益は、前年同期比で営業損失縮小となりました。
売上高拡大による影響に加えて前期にのれんの減損を実施したことが主な要因です。

改めて、人材マッチング事業の今期方針についてです。

求職者獲得の難易度が上昇する中、当社人材マッチング事業では、多様な就労機会の提供により
転職潜在層を含む独自の求職者グループの構築が可能です。
今期は、この独自の求職者グループを拡大しながら、企業人事向けソリューションと人材紹介事業により、
成長企業の採用ニーズに多面的に対応します。

■アドテク・コンテンツ事業
収益期待事業として、セグメント全体を通じて、継続した利益を創出しています。
売上高はフォッグ㈱のオンラインくじ「RAFFLE」が拡大し前年同期比で増収、
営業利益は他事業の減収影響により、前年同期比で減益となりまた。

フォッグ(株)資金調達
フォッグ㈱が将来的なIPOを目指し、㈱NTTドコモ・ベンチャーズ、およびW fundをリード投資家として、
第三者割当増資により約3億円の資金調達を完了しました。

フォッグ㈱は、アーティスト領域を中心にオンラインくじ「RAFFLE」が事業拡大しており、
継続的に売上高成長しています。

今後の成長戦略として、漫画・アニメ領域や、グッズ市場へ事業拡大することで、さらなる成長を図ります。
また、将来的に国内エンタメコンテンツの海外展開を推進していきます。

以上、2025年3月期上期(累計)決算ダイジェストについてご説明しました。

引き続きパーパス「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」にもとづき
コア事業の成長と企業価値向上に努めるとともに、
社会をより善い方向へ進めることに貢献してまいります。

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