2021年3月期通期決算ダイジェスト

代表取締役社長 兼 執行役員
早川 与規

本日発表いたしました「2021年3月期通期決算」について、ダイジェストをご説明いたします。詳細につきましては「2021年3月期通期決算説明資料」をご覧ください。また、最注力事業であるDXプラットフォーム事業の進捗についての詳細は、金子のブログをご覧ください。

1)通期決算

売上高163億38百万円(前期比△22%)、営業利益56億6百万円(前期比+10%)となり、業績予想値を全ての指標で超過しております。インベストメント事業を除いた数字では、事業ポートフォリオの整理により営業利益が前期比で+14億7百万円となり、大きく改善しました。成長期待事業であるDXプラットフォーム事業はキラメックス㈱が成長を牽引し、前期比+34%の増収となりました。また、EPS(168.07円)およびROE(12.0%)も増加しております。

2)自己株式の取得および消却

資本効率の向上を図るため、自己株式の取得(上限30億円)を行います。また、株式価値の向上を図るため、既に保有している自己株式の一部(発行済み株式総数に対する割合は5.1%)および今回取得する自己株式の全数(株式総数上限を取得した場合、同8.4%)を消却予定です。自己株式の取得および消却については、今後も継続的な実施を検討してまいります。

3)期末配当

連結配当性向20%の方針に基づき、期末配当19円、年間配当34円を予定、前期比増配となります。

4)DXプラットフォーム事業:キラメックス成長加速

成長期待事業であるDXプラットフォーム事業の売上高は、主力であるキラメックス㈱が成長を牽引し、前期比+34%の増収、一方、同営業利益は事業全体の人員増およびキラメックス㈱においてテックアカデミーのTVCMを実施するなど積極的な広告投資を行い、通期で△1億41百円となりました。

5)出資先ワンダープラネット㈱新規上場承認

出資先であり、当社との共同事業であるゲームアプリ「クラッシュフィーバー」を運営するワンダープラネット㈱の東京証券取引所マザーズ市場への新規上場が承認されました。

6)2022年3月期通期業績予想 2022年3月期連結業績予想は、売上高130億円(前期比+3%)、営業利益57億円(同+2%)、経常利益57億円(同+2%)、(親会社株主に帰属する)当期純利益39億円(同+5%)、EPSは186.00円(同+11%)です。上記、全ての指標で前期を上回る計画となっております。なお、売上高については2022年3月期からの「収益認識基準に関する会計基準(※)」適用に伴い、同基準を適用した前提で業績予想を作成しております。前期売上高実績についても、同基準適用後の数値で記載しております。営業利益以下への影響はございません。 ※企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」及び企業会計基準適用指針第30号「収益認識に関する会計基準の適用指針」

以上、2021年3月期通期の決算のトピックスについてご説明いたしました。 引き続き、事業の成長により企業価値の向上に努めてまいります。

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