本日発表いたしました「2022年3月期第1四半期決算」について、私・早川よりダイジェストをご説明いたします。詳細につきましては「2022年3月期第1四半期決算説明資料」をご覧ください。また、最注力事業であるDXプラットフォーム事業の進捗についての詳細は、金子のブログをご覧ください。
1)第1四半期決算について
売上高47億52百万円(前年同四半期比△32%)、営業利益30億3百万円(前年同四半期比△43%)となりました。前年同四半期比減収減益となっていますが、これは前年同四半期に有価証券売却が集中(前年同四半期のインベストメント事業売上高は54億56百万円)した影響によります。事業の状況としては、インベストメント事業における有価証券売却益と、収益期待事業であるコンテンツ事業とアドテクノロジー事業が創出する安定的な利益を基に、DXプラットフォーム事業の成長に向けた先行投資を行っています。
2) 2022年3月期通期業績予想の進捗 第1四半期の有価証券売却益計上により、現段階で計画進捗率は売上高36.6%、営業利益以下は50%を超過しております。第2四半期以降もDXプラットフォーム事業の事業成長に向けた、広告投資や人員体制強化等の先行投資を継続する見込であるため、業績予想は据え置いています。
3) キラメックスの事業進捗 受講者数および売上高は、オンランプログラミングスクール「テックアカデミー」の事業成長により、毎年増加を継続しています。特に前期は、巣ごもり影響に伴う有料会員数増加等により、過去の成長率を上回る増収を実現しました。今期は上記の反動が見込まれますが、引き続き中期的には継続した成長を目指しており、営業利益は成長に向けた先行投資により減益となっております。
4) M&A
デザイナー特化型クラウドソーシングサービス「JOOi」を運営する株式会社リベイス、動画クリエイタースクール「MOOCRES」を運営する株式会社イケてるやつらの2社の全株式を取得し、子会社化いたしました。 リベイスとの連携では、「テックアカデミー」におけるデザイン領域の教育品質向上、「テックアカデミーワークス」におけるデザイン案件への対応強化を図ります。イケてるやつらとの連携では、「テックアカデミー」と教育領域における知見やリソースを相互共有し、双方サービスの品質向上を目指します。
上記キラメックスとの連携および将来的な収益貢献を目指し、今後事業を成長させてまいります。
5) インベストメント事業の新規上場
当社との共同事業であるゲームアプリ「クラッシュフィーバー」を運営するワンダープラネット株式会社、エンターテインメント業界における人材関連サービスを運営する株式会社コンフィデンスの両社が東証マザーズ市場に上場しました。ワンダープラネットの一部株式については売却し、第1四半期にキャピタルゲインを計上しました。
6) 収益期待事業の状況
コンテンツ事業・アドテクノロジー事業は、収益期待事業として安定的に収益を創出しています。 コンテンツ事業は、売上高は前年同四半期比△2%の微減となりましたが、営業利益は+4%の増益となりました。アドテクノロジー事業は、アプリ広告領域の撤退により売上高全体は前年同四半期比△28%の減収となりましたが、継続事業であるウェブ広告領域においては、売上高前年同四半期比+10%、営業利益前年同四半期比+20%の増収増益となりました。
以上、2022年3月期第1四半期の決算のトピックスについてご説明いたしました。 引き続き、DXプラットフォーム事業を最注力事業と位置づけ、事業の成長により企業価値の向上に努めてまいります。