2022年3月期第3四半期(累計)決算ダイジェスト

取締役 兼 執行役員
山下 優司

本日発表いたしました「2022年3月期第3四半期(累計)決算」のダイジェストにつきまして、 私・山下より以下4点にてご説明いたします。

決算の詳細につきましては「2022年3月期第3四半期(累計)決算説明資料」をご覧ください。
また成長期待事業であるDX(※)プラットフォーム事業の進捗については、金子のブログをご覧ください。

1.第3四半期累計決算および通期業績予想進捗について

2022年3月期第3四半期累計業績につきましては、 売上高107億86百万円(前年同期比△1%)、営業利益56億12百万円(前年同期比△1%)となりました。
前年同期比でそれぞれ△1%となっておりますが、これはDXプラットフォーム事業における個人向け事業の減少や、 アドテクノロジー事業における前年度末でのアプリ広告領域撤退の影響によります。

また、通期業績予想進捗につきましては、売上高83.0%、営業利益以下は業績予想値に近しい進捗となっておりますが、 第4四半期もDXプラットフォーム事業の成長に向けて、 投資を継続していくことを踏まえ、業績予想は据え置きとしております。

2.自己株式の取得状況について

資本効率および株式価値の向上を目的として、自己株式の取得を実行しております。 2021年12月31日時点で、取得した株式の総数は1,189,500 株(上限2,000,000株に対して59%)、 株式の取得価額の総額は2,010 百万円(上限3,000百万円に対して67%)となっております。

また、今回取得する自己株式の全株式数について、2022年3月末日に消却を予定しております。
今回、株式総数上限200万株の自己株式を取得した場合、 消却株式数は、2021年12月31日時点の発行済株式総数の8.9%となります。

3.新規スタートアップ投資について

第3四半期において、スタートアップ4社に新規投資を実行しております。 今後も成長を見込めるスタートアップへ広く投資を行うことで、 継続的なキャピタルゲインを見込んでまいります。

4.収益期待事業の状況について

(1)コンテンツ事業
売上高は前年同四半期比+1%の増収、営業利益は前年同四半期比-34%の減益となりました。
季節要因により前年同四半期比で減益となりましたが、例年同様の推移となっており、 通期では計画通りの着地を見込んでおります。

(2)アドテクノロジー事業
継続事業であるウェブ広告領域は、巣ごもり消費の反動による主要広告主の一時的な広告費減少により、 前年同四半期比で減収減益となりましたが、 第4四半期以降は回復し、通期では計画通りの着地を見込んでおります。

コンテンツ事業・アドテクノロジー事業、どちらも概ね計画どおりの推移であり、 第4四半期も収益期待事業として安定的な収益創出を図ってまいります。

以上、2022年3月期第3四半期累計決算ダイジェストについてご説明いたしました。

引き続き、成長期待事業であるDXプラットフォーム事業および インベストメント事業を拡大させていくことで、企業価値の向上に努めてまいります。

※ デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation、略称「DX」) 企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや 組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること(経済産業省)

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