売上高18億70百万円(前年同期比-2%)、営業利益1億85百万円(同-6%)
撤退事業を除いた、自社プラットフォームは成長継続(同+40%)
3)コンテンツ領域:売上高13億46百万円(同+23%)、営業利益2億74百万円(黒字転換)
ネイティブソーシャルゲーム「クラッシュフィーバー」は利益回収フェーズ。成長事業群の成長による売上貢献
アドテクノロジー領域 アドテクノロジー領域全体では減収(前年同期比-2%)減益(同-6%)となりましたが、前期撤退したエージェンシー事業を除くと、売上高は前年同期比+40%成長、営業利益は+17%となり、自社プラットフォーム(DSP「Bypass(バイパス)」とSSP「adstir(アドステア)」)は成長を継続しております。今年度は動画広告売上の拡大を主要テーマとしており、動画広告配信プラットフォーム「VidSpot(ビッドスポット)」に先行投資を実施しております。この先行投資効果が下期から本格的に売上貢献を開始する予定です。 コンテンツ領域 コンテンツ領域は、増収(前年同期比+23%)、黒字転換しました。前年同期に実施したゲームへの大型広告投資(主にクラッシュフィーバー)を経て、当期は利益回収フェーズに入っております。売上においては、きせかえアバターアプリ「CocoPPa Play(ココッパプレイ)」、子会社でオンライン学習サービスを提供するキラメックス株式会社の成長、ゴロー株式会社の連結子会社化が増収に寄与しています。 また、今期よりコンテンツ領域の区分を変更いたしました。大きく「成長事業群」「安定収益事業群」に分けました。さらに「成長事業群」を「ゲーム」と「非ゲームコンテンツ」に分けました。詳しくは「2018年3月期第1四半期決算説明資料」のP5,16,18をご参照ください。 2018年3月期計画について 本年5月9日に発表いたしましたとおり、2018年3月期の業績予想については現時点で非開示とさせていただきます。連結全体では増収増益を前提としておりますが、現時点においてインベストメント領域における業績を予想することが困難であり、今後業績予想を合理的に行うことが可能となった時点で速やかに開示をいたします。 アドテクノロジー領域(当期における「広告領域」から変更)、および、コンテンツ領域の見通しにつきましては下記の通りです。・アドテクノロジー領域
売上高108億円~120億円(前期比+31~+46%)
営業利益11億50百万円~12億50百万円(同+2~+11%)
・コンテンツ領域
売上高58億円~61億円(同+4~+10%)
営業利益7億円~8億50百万円(同+37~+67%)
2018年3月期もさらなる成長加速を目指し、アドテクノロジー領域とコンテンツ領域を中心とした既存事業領域における新たなチャレンジの継続と、新規事業領域への取り組みを加速、同時に積極的なM&Aの検討を継続的に行い、事業ポートフォリオの強化拡充を図ります。 ユナイテッドでは、引き続き多くの試行錯誤を繰り返す中から成功を見出し、我々のビジョンである「日本を代表するインターネット企業になる」の実現に向けてまい進いたします。決して短期的な利益確保のみに走ることなく、中長期の成長を前提とした経営に努めてまいります。 投資家の皆さまにおかれましては、引き続きご指導ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願いいたします。