製造業特化のAI現場帳票を開発する「株式会社ミライのゲンバ」に出資

ユナイテッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 執行役員:早川 与規、証券コード:2497、以下「ユナイテッド」)は、株式会社ミライのゲンバ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐藤 哲太、以下「ミライのゲンバ」)へ出資いたしました。

■ミライのゲンバの事業について

ミライのゲンバは「未来の現場を増やす」をパーパスに掲げ、紙と同じフォーマットでタブレットに手書き記入できる、製造業に特化した電子帳票システム「ミライのゲンバ帳票」を提供するスタートアップです。

製造業の現場における電子帳票への移行は、従来の業務プロセスを変更しなければいけない点や、現場社員がデジタル入力に不慣れな点から、導入の遅れ、あるいは導入しても活用できない点が課題となっていました。

「ミライのゲンバ帳票」は、タブレット端末に手書きで記入することができるため、従来の業務プロセスを変えることなく、現場社員への作業変化を最小限にすることで、製造業のDX化を大きく加速させることが可能です。また手書き記入した文字は自動でテキストに変換されるため、リアルタイムに分析可能なデータとして活用できます。

■ユナイテッドによるミライのゲンバへの出資の背景

国内の労働人口減少に伴って製造業従事者の減少が続く中、DXによる業務効率化が喫緊の課題となっていますが、依然として製造現場のデジタル化は進んでいません。その要因の一つとして、紙を活用した帳票が現状のオペレーションに最適化されており、ITツールの導入が既存のオペレーションを妨げてしまうことが挙げられます。

「ミライのゲンバ帳票」は、タブレットに手書きで記入できる形式となっており、現場の最適な製造プロセスを維持しながらシステムを導入できる点が強みです。また、代表の佐藤氏は製造業とAIソリューション開発双方のキャリアを持ち、現場の課題に対する深い理解と課題を解決するための経験が備わっています。

ユナイテッドは、ミライのゲンバの掲げるパーパスに共感するとともに、日本の製造業のデジタル化を推進する上で欠かせないプロダクトになっていくことを期待し、この度の出資を決定いたしました。

■今後の展望

ミライのゲンバは、今回調達した資金で幅広い業務のデジタル化を実現するためのプロダクト開発を進めていく予定です。ユナイテッドとしても、ミライのゲンバの事業拡大とさらなる成長に向け支援してまいります。

ユナイテッドは今後も、有望なビジネスモデルを持つベンチャー・スタートアップ企業への投資を積極的に行ってまいります。

■ユナイテッド株式会社 投資事業について

ユナイテッドは「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」をパーパスに掲げ、投資事業、教育事業、人材マッチング事業の3つをコア事業としています。
投資事業においては、インターネットビジネスの黎明期から20年以上に渡って数々のベンチャー・スタートアップ企業に投資を行い、投資先企業の成長・EXITに寄り添ってまいりました。
現在は国内のシード~アーリーステージのベンチャー・スタートアップ企業を主な投資対象としております。投資はすべて自己資金で行っているため、柔軟かつスピーディーな意思決定が可能です。
投資後には、長年の事業運営・投資経験により培った事業・組織運営ノウハウの提供、及び資金調達・EXIT支援等を行っております。加えて、ハンズオン支援部隊であるUVS*が事業戦略立案から実行に至るまで、事業成長のための一気通貫の支援を行います。

* UVS(UNITED Venture Success):キャピタリストチーム、バリューアップチームメンバーによって構成されるハンズオン支援部隊

■会社概要

出資先名 :株式会社ミライのゲンバ
本社所在地:〒108−6022  東京都港区港南二丁目15番1号  品川インターシティA棟 22階
設立日  :2023年9月
代表者  :代表取締役 佐藤 哲太
事業内容 :AI電子帳票「ミライのゲンバ」の開発
URL   :https://mirai-genba.com/ 

ユナイテッド株式会社
本社所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル
設立日  :1998年2月20日
代表者  :代表取締役社長 兼 執行役員 早川 与規
事業内容 :教育事業、人材マッチング事業、投資事業、アドテク・コンテンツ事業
URL   :https://united.jp/

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