ユナイテッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 執行役員:早川 与規、証券コード:2497、以下「ユナイテッド」)は、株式会社Coopel(本社:東京都品川区、代表取締役:橋本 久茂、以下「Coopel」、読み:くーぺる)へ出資いたしました。
■Coopelの事業について
Coopelは、主に業務プロセスの自動化ソリューションであるRPA(Robotics Process Automation)ツールをクラウド型で提供しています。
従来のRPAツールは、高価格であることに加え、機能の複雑さに起因して活用の難易度が高く、その普及は限定的でした。Coopelは、プログラミング経験がないユーザーでも直感的に操作できるUI・UXを低価格で実現することで、業界、業種問わず様々な企業にサービスを提供しています。
■ユナイテッドによるCoopelへの出資の背景
RPAのグローバルでの市場は、2022年に31億米ドルに達し、2022年から2030年には年平均成長率(CAGR)28.8%で急速に伸長すると見込まれており※1、とりわけ日本国内においても、人手不足が深刻化する中で業務の自動化による生産性向上のニーズは急速に高まると考えています。
Coopelは、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)からスピンアウトする形で独立した会社であり、数々のプロダクトの立ち上げ及びグロースの実績を有する代表の橋本氏をはじめ、経験豊富なチームでサービスの運営を手掛けています。
今までコストや操作の難しさが障壁となってRPAを使いこなすことができなかった事業者にソリューションを届けることで、労働人口減少社会においてなくてはならないソリューションになっていくことと期待し、この度ユナイテッドとして出資を決めました。
※1 DataM Intelligence『ロボティックプロセスオートメーションの世界市場-2023年~2030年』
■今後の展望
Coopelは、今回調達した資金でプロダクト開発とマーケティングによる顧客獲得を進めていく予定です。ユナイテッドとしても、Coopelの事業拡大とさらなる成長に向け支援してまいります。
ユナイテッドは今後も、有望なビジネスモデルを持つベンチャー・スタートアップ企業への投資を積極的に行ってまいります。
■ユナイテッド株式会社 投資事業について
ユナイテッドは「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」をパーパスに掲げ、投資事業、教育事業、人材マッチング事業の3つをコア事業としています。
投資事業においては、インターネットビジネスの黎明期から20年以上に渡って数々のベンチャー・スタートアップ企業に投資を行い、投資先企業の成長・EXITに寄り添ってまいりました。
現在は国内のシード~アーリーステージのベンチャー・スタートアップ企業を主な投資対象としております。投資はすべて自己資金で行っているため、柔軟かつスピーディーな意思決定が可能です。
投資後には、長年の事業運営・投資経験により培った事業・組織運営ノウハウの提供、及び資金調達・EXIT支援等を行っております。加えて、ハンズオン支援部隊であるUVS※2が事業戦略立案から実行に至るまで、事業成長のための一気通貫の支援を行います。
※2 UVS(UNITED Venture Success):キャピタリストチーム、バリューアップチームメンバーによって構成されるハンズオン支援部隊
■会社概要
出資先名 :株式会社Coopel
本社所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田8-1-10ヒキタカ五反田ビル3F
設立日 :2024年4月1日
代表者 :代表取締役 橋本 久茂
事業内容 :RPAツールの開発・提供
URL :https://coopel.ai/company
ユナイテッド株式会社
本社所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル
設立日 :1998年2月20日
代表者 :代表取締役社長 兼 執行役員 早川 与規
事業内容 :教育事業、人材マッチング事業、投資事業、アドテク・コンテンツ事業
URL :https://united.jp/