2003/04/21
株式会社ネットエイジ
株式会社ネットエイジ
ネットエイジ社
ストレスに強くなる心の健康管理プログラム「MTOP(エムトップ)」の
個人向けサービスを本日より販売開始
― メニュー拡充し、メンタルヘルス対策のワンストップサービスとしてカウンセリングまで提供―
インターネットの事業育成を手がける株式会社ネットエイジ(東京都渋谷区、代表取締役社長:西川潔 http://www.netage.co.jp/)は、ビジネスパーソンが「心の健康」を自己管理しストレスに強くなるためのプログラム「MTOP(Mental Toughness Orientation Program) :エムトップ」の個人向けサービスを本日より販売開始します。
厚生労働省の調査によると社会人全体の60%以上が「ストレス感あり」と回答しており、ストレスに起因する生産性低下や出社拒否、うつ病の発症など、すでに深刻な社会問題となっています。
厚生労働省の「心の健康づくり計画」では、事業場における労働者の心の健康づくりのための指針として、「セルフケア」、「ラインによるケア」、「事業場内産業保健スタッフによるケア」、「事業場外資源によるケア」の4つを策定しています。ネットエイジ社では、この4つのケアのうち「セルフケア」に着目し、インターネットの特性を生かして自己予防に重点を置いたプログラムMTOPを開発し、昨年の10月より職場のメンタルヘルス対策として法人向けに販売してきました。サービス開始以来、企業の人事担当者、産業医や健康保険組合等から多数の問い合わせがあり、現在では試験導入を含め約90社で利用されています。
また、昨年の販売開始以来「企業単位でなく個人でもMTOPを利用したい」という要望も数多く寄せられており、このたび個人向けサービスの販売を開始することになりました。個人向けサービスは、MTOPサイト(http://www.mtop.jp/)にて販売します。利用料は月額500円(税別、カウンセリング料金は別途)にて、クレジットカード決済により購入することができます。ネットエイジ社では「心の健康管理」に関心の高いユーザーが集まるポータルサイト、大手プロバイダー数社との交渉をすでに進めており、個人向けサービスの販路を順次拡大していきます。現状のビジネスパーソン向けメニューのみならず、主婦向け、教員向け、学童向け等のメニューも拡大・追加していくことによって、本年末までに約1万人の個人利用者の獲得を見込み、3年後には個人販売からの売上3億円を目指します。
一方、企業側のニーズに包括的に対応すべく、このたび「セルフケア」のみならず厚生労働省が策定している4つのケアすべてに対応したワンストップサービスへとメニューを拡充しました。従業員の「気づき」を促すストレス雑学、解消法などの予備知識から、管理職向けコンテンツ、産業医、産業カウンセラーへの相談窓口、そして専門家によるカウンセリングサービスまでメニューを拡充し、メンタルヘルス対策の総合サービスとなっています。追加メニューの1つであるカウンセリングサービスは、株式会社ピースマインド(東京都新宿区、代表取締役:荻原国啓 http://www.peacemind.co.jp/)や株式会社保健同人社(東京都千代田区、代表取締役社長:大渡肇 http://www.hokendohjin.co.jp/)との提携により、経験豊富な専門カウンセラーが提供します。
これまでもネットエイジ社では職場でのメンタルヘルス改善の一助となるべく、定期的に専門家の方々を招いた無料セミナー「メンタルヘルスの総合対策 ~職場における心の健康づくり~」を開催してきました。次回は5月13日(火)に企業人事、総務、労務の担当者を対象に実施する予定です。詳しくはMTOPサイト(http://www.mtop.jp/)にて。
【MTOP個人向けサービスメニュー】
MTOPの個人向けサービスは企業従業員向けと同様、3つのツールから構成されています。「ストレスチェック」→「ストレス状況分析」→「ストレス予防対策」というフローに従って「心の健康」を自己管理するとともに、ストレスに打ち克つメンタルタフネスを身に付けていきます。
1. ストレスチェック 月1回、オンラインで120問の質問に答えるだけで「ストレスの原因」「ストレスの影響」「潜在的なストレスの耐性」という3つの切り口で、現在のメンタルコンディションが自己チェックできます。
2. ストレス状況分析 ストレスチェックの測定結果が各種メーターやグラフによって即座に表示され、状況に応じた個別のコメントも自動生成されます。現状把握のみならず、蓄積されたデータによる経年変化も自己管理することが可能です。
3. ストレス予防対策 ストレス雑学、解消法、コラムなどの読み物から、ストレス耐性自体を強化する学習プログラム、ケーススタディ、またオプションとしてカウンセリング(オンライン、電話、対面)までもサービスメニューとして取り揃えています。(企業向けには、これらの中から選択したメニューのみカスタマイズして提供します。)
【ピースマインド社について】 http://www.peacemind.co.jp/
メンタルヘルスケアの専門企業。臨床心理士を中心とした多くの経験豊かなカウンセラーによってオンラインカウンセリング、対面カウンセリングなどのサービスを提供している。 特にオンラインカウンセリングサービスに関しては業界のパイオニア。
【保健同人社について】 http://www.hokendohjin.co.jp/
1946年、雑誌「保健同人」の創刊以来、成人病―生活習慣病の予防と啓蒙、人間ドックの開発、電話健康相談、メンタルヘルス相談、健康情報の発信など、包括的な健康支援サービスを提供している。「家庭の医学」の出版でも有名。
【ネットエイジ社について】 http://www.netage.co.jp/
インターネットビジネスに特化したインキュベータ(事業育成)企業。現在までに13つのネット事業を育てており、YAHOO!自動車、ネットディーラーズ、Vmail、FreeML、ネットマイルなど、その系列会社の多くは順調な成長過程にある。また現在までにネット企業の17社に資本参加をしている。今年からは大手企業の新規事業育成を対象に、マーケティング上でのITシステム導入の技術ならびにマーケティング支援、コンサルティングを行っている。
<MTOPに関する企業、個人からのお問い合わせ先>
株式会社ネットエイジ MTOP事業部
斎藤、石上(Tel:03-5459-2255 E-Mail:mtop-sales@mtop.jp)
<MTOPに関する報道関係者からのお問い合わせ先>
ネットエイジ 広報担当
石川、宇於崎(うおざき)(エンカツ社 Tel:03-5776-2566 E-Mail:BXG01567@nifty.com)
荒木、田口(ザックデジタルネットワークス Tel:03-5474-8678 E-Mail:taguchi@zdn.co.jp)