メンタル・タフネスを強化しストレスに負けないスキルを身に付ける、従業員向けサービス、「MTOP」(エムトップ)9月から開始。

2002/09/02
株式会社ネットエイジ
ネットエイジ社、職業性ストレスに強いビジネスパーソンを育てる
eラーニング・プログラム「MTOP(エムトップ)」を9月より販売開始
-コンピテンシーを高め組織生産性を向上、ストレス問題の軽減を目指す―
株式会社ネットエイジ(東京都渋谷区、代表取締役社長:西川潔 http://www.netage.co.jp)は、ビジネスパーソンの職場での「ストレス耐性(=メンタルタフネス)」を強化するeラーニング・プログラム「MTOP(Mental Toughness Orientation Program、略称:エムトップ)」を開発、2002年9月からサービスを開始します。 厚生労働省の調査によると社会人全体の60%以上が「ストレス感あり」と回答しており、ストレスに起因する生産性低下や出社拒否、疾病による医療費増大など、すでに深刻な社会問題となっています。ネットエイジ社は、従業員の病欠や勤労意欲の低下など職業性ストレスによる企業のメンタルヘルスの健全な維持向上に貢献するeラーニングプログラムとしてエムトップを開発しました。エムトップは、従業員がストレスに強くなりコンピテンシー*を発揮できるようにするためのメンタルタフネス・強化プログラムです。事後的なストレス反応へのケアではなく、ストレスに対する耐性自体を高める「予防的アプローチ」に重点を置いて設計されています。 従来型のEAP(従業員支援プログラム)をはじめ、社内カウンセリングルームやCD-ROM教材による様々なストレスケアサービスがありますが、高額な料金やプライバシー管理などへの懸念によりアクション率が低い等、多くのボトルネックがあります。 これに対しエムトップ は「オンライン完結型」「セルフラーニング型」「ASP提供型」という3つのユニークな特長を持ちます。「オンライン完結型」はインターネット上でアクションを完結させることによりプライバシーの保護を可能とします。「セルフラーニング型」とは個々人がスケジュール設定を行いラーニングすることで低コスト化が図れます。また、「ASP提供型」により職場や自宅、海外赴任先、出張先などインターネット環境さえあれば学習の場所は限定されないため高アクション率が期待できます。これらの特長により従来型の対面カンセリングやEAPとは競合することなく、別のユニークな機会を提供しながら組織生産性を向上させ高い投資収益率を期待できます。 当初の提供形態はASP型を採用することにより、利用料は従業員一人当たり500円(月額)からと低価格を実現させます。また契約からサービス利用開始まで2週間から3週間程度という短期間での導入も可能となります。将来的にはエムトップの全機能を企業専用サーバで運用するオールインワンサーバ提供型、インターネットサービスプロバイダー向けのコンテンツ提供型などバリエーションを展開します。ネットエイジ社では、キャリア・コンサルティング企業や社員研修代行サービス企業、福利厚生代行サービス企業、インターネットサービスプロバイダーなどと代理店営業連携し企業への導入を図ります。初年度はASP提供で66社導入、3年後には売上5億円を目指します。   * コンピテンシー : 職務遂行に不可欠なビジネスパーソンの行動特性 ■ エムトップのサービス概要 エムトップは大きくわけて4つの機能を持ちます。従業員向けの「MTチェッカー」「MTアナライザー」「MTジェネレーター」、そして企業担当者向けの「MTマネジャー」です。 「MTチェッカー」はストレス度、ストレス原因、個人的素因など100の項目からの現在の自己メンタルコンディションのチェックを行います。所要時間は約10~15分です。コンテンツは10年前より複数の健康保険組合、労働組合に紙媒体で導入されているストレスチェックテストをウェブ用にカスタマイズしています。実績のあるチェックテストでストレス度のみならず様々な角度からメンタルコンディションを総合的に評価し、ラーニングへの誘導を図ります。 「MTアナライザー」では、「MTチェッカー」による結果をグラフやマップで定量的に測定すると同時に、ラーニングアクションに関する情報の一元管理も行います。スケジュール作成、ゴール設定、リマインダー設定、また理解度テストの結果、ラーニングによる行動変化率なども定量的に把握できるなど、オンラインならではの充実した各種レポート機能が最大の特長です。 「MTジェネレーター」は、「MTアナライザー」でのプランに基づきラーニングを実行します。まずは標準ラーニングメニューとして、高杉尚孝氏*が考案し、すでに企業研修として導入されている「メンタル・タフネス・トレーニング」にゲーム性を持たせウェブに完全移植したコンテンツを提供します。すでに心理学会で古くから実績のあるREBT(理性感情行動療法)の理論に基づいた思考トレーニング技術を体得しながら、演習を繰り返し実践することでストレス耐性の強化、感情コントロール能力の形成が可能となります。各チャプターの所要時間は約15分程度で、個人差はあるものの合計3~6ヶ月で終了するラーニング・プログラムです。メニューは将来的に順次追加していき「メンタルヘルスのオンラインポータルサイト」を目指します。 企業担当者向けの「MTマネジャー」では、社内メンタルコンディションの推移や学習達成率、従業員利用率等をグラフやマップで測定します。これによって従来型のストレスケアサービスでは困難であった組織単位での効果測定が可能となります。レポートは全て匿名データとして分析されるため、社員のプライバシーは完全に保護されます。   * 高杉尚孝(たかすぎ ひさたか):  慶應義塾大学経済学部卒。ペンシルベニア大学ウォートン・スクール経営大学経営学修士(MBA)。米国ヒプノーシス・モチベーション学院心理学療法課程修了。コンサルティング大手のマッキンゼー社等を経て現在、戦略マネジメント、メンタル・タフネス、交渉戦略などの分野における研修、講演、執筆、NHK教育テレビ講師、日経ビジネススクール講師などを多彩な活動を展開している。慶應義塾大学経済学部卒。ペンシルベニア大学ウォートン・スクール経営大学経営学修士(MBA)。米国ヒプノーシス・モチベーション学院心理学療法課程修了。コンサルティング大手のマッキンゼー社等を経て現在、戦略マネジメント、メンタル・タフネス、交渉戦略などの分野における研修、講演、執筆、NHK教育テレビ講師、日経ビジネススクール講師などを多彩な活動を展開している。 【ネットエイジ社について】 http://www.netage.co.jp/ インターネットビジネスに特化したインキュベータ(事業育成)企業。現在までに9つのネット事業を育てており、YAHOO!自動車、ネットディーラーズ、Vmail、FreeML、ネットマイルなど、その系列会社の多くは順調な成長過程にある。また現在までにネット企業の17社に資本参加をしている。今年からは大手企業の新規事業育成を対象に、マーケティング上でのITシステム導入の技術ならびにマーケティング支援、コンサルティングを行っている。 <エムトップに関する一般企業からのお問い合わせ先> 株式会社ネットエイジ 事業開発部 担当:加藤、石上、渡部(Tel:03-5459-2255 E-Mail:mtop@netage.co.jp<報道関係者お問い合わせ先> <ネットエイジ 広報担当> 石川、宇於崎(うおざき)(エンカツ社 Tel:03-5776-2566 E-Mail:BXG01567@nifty.com) 荒木、坂田(ザックデジタルネットワークス Tel:03-5474-8678 E-Mail:sakata@zdn.co.jp
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