今回の役員ブログは、本日発表いたしました「2021年3月期第2四半期決算」について、私・早川よりトピックスを8点ご説明いたします。詳細につきましては「2021年3月期第2四半期決算説明資料」をご覧ください。
また、最注力事業であるDXプラットフォーム事業の進捗についての詳細は、金子のブログをご覧ください。
トピックス
1)上半期決算について
上半期は、売上高110億8百万円、営業利益54億65百万円となり、前年同期比減収増益となりました。インベストメント事業を除いた数字でも、事業ポートフォリオの整理により、営業利益が前年同期比で+13億13百万円となり、大きく改善しました。
連結業績予想は、売上高163億円、営業利益53億円、経常利益53億円、当期純利益36億円といたしました。主に事業ポートフォリオの整理の影響により売上高は減収となりますが、同影響は営業利益、経常利益、当期純利益の増益要因となっています。特に、当期純利益は前期比+156%となる見込みです。また、事業別では最注力事業であるDXプラットフォーム事業が今後の成長を牽引する見通しです。
3)自己株式取得
本日開催の取締役会にて、自己株式の取得を決議しました。取得総額10億円、取得株式総数50万株をそれぞれ上限として実施いたします。自己株式の取得により、資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的としています。
4)キラメックス成長加速
DXプラットフォーム事業の主力であるキラメックス株式会社は、第2四半期において、前年同四半期比売上高+88%、同営業利益は+131%となり、成長を加速しています。
ユナイテッド単体の事業をDXプラットフォーム事業のみに絞り込み、経営資源を集中投下します。同時に、アドテクノロジー事業と、(コンテンツ事業に含まれる)ゲーム事業は分社化により意思決定を迅速化し、再び事業を成長軌道に乗せることを目指します。
6)アドテクノロジー事業
ウェブ広告事業は前年同四半期比増収増益となった一方、アプリ広告領域は事業環境の変化に伴い、年度内に撤退することを決定しました。引き続き収益性を重視しつつ、上述の通り、別会社化し、再度の成長を目指します。
7)コンテンツ事業 事業ポートフォリオの整理に伴い減収となり、新型コロナウイルスの影響を受けた事業も一部ありましたが、営業利益は前年同四半期比で大きく改善(+5億59百万円)しました。
8)中間配当
2021年3月期も年間配当性向20%の方針を継続し、通期の配当金額を設定する予定であり、中間配当金は1株あたり15円といたしました。
以上、決算のトピックスについてご説明いたしました。 今後とも役職員一同、事業の成長により株主価値の向上に努めてまいります。