2022年3月期通期決算ダイジェスト

取締役 兼 執行役員
山下 優司

本日発表いたしました「2022年3月期通期決算」のダイジェストにつきまして、 私、山下より以下6点にてご説明いたします。

決算の詳細につきましては「2022年3月期通期決算説明資料」をご覧ください。
また、成長期待事業であるDX(※)プラットフォーム事業の進捗と、 2023年3月期の事業方針については、金子のブログをご覧ください。

1. 通期業績および業績予想比較について

2022年3月期通期業績につきましては、 売上高127億14百万円(前期比+1%)、営業利益57億38百万円(前期比+2%)となりました。
主にインベストメント事業が好調に推移したことにより、前期比で増収増益となっております。

また、通期業績予想比較につきましては、概ね業績予想値で着地いたしました。 EPSは前期実施した自己株式の取得および消却により、前期比+8%となりました。

2. 期末配当について

連結配当性向20%の方針に基づき、期末配当20.0円、年間配当37.0円となる増配を予定しております。

3. インベストメント事業について

(1) 売上高推移・営業投資有価証券残高
有価証券の売却およびLP出資先の運用益の計上により、前期比+11%で着地いたしました。

(2)新規スタートアップ投資
第4四半期において、スタートアップ3社に新規投資を実行しており、通期では合計18社への新規投資を実行いたしました。

4. 収益期待事業の状況について

(1)コンテンツ事業
売上高は㈱インターナショナルスポーツマーケティング、㈱トレイスの増収により、前期比+4%となった一方、 営業利益はフォッグ㈱において、市場シェア拡大に向けた新規サービス開発投資を行った影響により、 前期比△10%で着地いたしました。

また、コンテンツ事業を構成する当社子会社プラスユー㈱と、 当社出資先であるワンダープラネット㈱の共同事業であるゲームアプリ「クラッシュフィーバー」において、 2022年5月1日付で両社の業務提携を解消し、共同運営権持分をワンダープラネット㈱に譲渡いたしました。
当社は、ワンダープラネット㈱の株式を7.1%保有しており、今後も株主として中期的に成長を支援し、 同社の企業価値向上を図ってまいります。

(2)アドテクノロジー事業
アプリ広告領域の撤退およびBypassの売上減少により、減収減益となりましたが、 社内予算計画を上回って着地し、引き続き安定的な収益を確保しております。

5. 2023年3月期通期業績予想

2023年3月期通期業績予想は、 売上高128億円(前期比+1%)、営業利益58億円(同+1%)、経常利益58億円(同+1%)、 (親会社株主に帰属する)当期純利益42億円(同+10%)、EPSは208.00円(同+12%)です。 全ての指標で前期を上回る計画となっております。

6. 自己株式の取得および消却について

資本効率および株式価値の向上を目的として、自己株式の取得および消却を実施いたします。
取得する株式の総数は上限550,000株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合2.7%)、 株式の取得価額の総額は上限1,000 百万円となっております。
また、今回取得する自己株式の全株式数(上限550,000株)について、2023年2月末日に消却を予定しております。 自己株式の取得および消却については、今後も継続的な実施を検討してまいります

以上、2022年3月期通期決算ダイジェストについてご説明いたしました。

引き続き、成長期待事業であるDXプラットフォーム事業およびインベストメント事業を 拡大させていくことで、企業価値の向上に努めてまいります。

※ デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation、略称「DX」) 企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや 組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること(経済産業省)

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